夜勤専従で働き始めて3ヵ月とすこしが経ちました。(2020年5月現在)
この記事は、もともと夜勤嫌いだったわたしが、夜勤専従という働き方について今思うことをまとめたものです。
夜勤専従に興味がある方の参考になるかと思うので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
わたしの介護士歴をさくっとご紹介
介護専門学校卒業、介護福祉士取得
従来型特別養護老人ホーム入職。半年間勤務。 (介護士1年目)
ユ (介護士1年目)ニット型特別養護老人ホームへ異動。4年間勤務。
ユニット型介護老人保健施設へ異動。半年間勤務。 (介護士6年目の春)
ユニット型介護老人保健施設を退職 (介護士6年目の夏)
3ヶ月、介護職から離れる。
2020年1月 介護職に復帰。夜勤専従で有料老人ホームに勤務。 (介護士7年目)
2020年5月 派遣社員として夜勤専従で働く。 (介護士7年目)
それではさっそく、夜勤専従でどんなふうに働いてきたのか、現在までの経過をお話していきますね。
夜勤専従は慣れたらフルタイムシフトで働くより楽
夜勤嫌いでも夜勤専従が合わないとは限らない
夜勤専従はスローペースで働ける
目次
夜勤専従介護士になってからの3ヵ月間【ブログ】
夜勤専従介護士になったのは2020年1月からです。
こう思うまでの、夜勤専従で働き始めてからの流れをざっとまとめてみました。
夜勤専従1日目 体がきつい…
初日は利用者さんの名前と顔を覚えることに専念。先輩スタッフにつき、メモをとりつつ見学がメインでした。
- 16時 施設到着。着替えをすませ、ステーションへ。
- 16時半 先輩スタッフに情報の取り方や申し送りを教わる
- 17時 ゴミ出し、オムツ交換、食堂へ誘導
- 18時 夕食配膳
- 18時半 口腔ケア、就寝介助、オムツ交換
- 20時 キッチン片付け、記録
- 21時 巡視、排泄介助
- 23時 巡視、排泄介助、記録
- 0時半 記録 急いで食事をとり夕食からの記録をまとめて入力
- 1時 仮眠
- 3時 巡視、排泄介助、記録
- 5時 巡視、起床介助、各居室のゴミ回収
- 7時 起床介助続く
- 8時半 口腔ケア、トイレ誘導、居室誘導
- 9時 朝礼・ポータブルトイレの片付け
- 9時半 勤務終了・記録
教わりながら記録入力。1時間残業をして10時半退社。
夜勤1日目はこんな感じでした。
とにかく利用者さんの顔と名前を覚えることに専念。メモをとりながらほぼ見学。でも正直、とても疲れました。
- 座るヒマなかったなぁ…毎回こうだったら体もたないかもしれないなぁ
- コールは少なくて落ち着いてるなぁ
- 慣れればうまくできるようになるのかなぁ
こんなふうにわたしの夜勤専従はスタートしました。
一緒についてくれた先輩スタッフがとても優しい方だったので、緊張や気疲れはさほどありませんでしたが、約半年ぶりの夜勤で体力消耗。家に帰ってから爆睡。
夜勤専従2日目 やっていけるかも…!
夜勤2日目も先輩スタッフにつきながら、見学半分、介助半分といった感じで介助に入りました。
2日目は、時間配分も考えながら業務に入りました。
初日同様、利用者さんのコールが少なく静かな夜。前職の特別養護老人ホームのバタバタ感とのギャップを感じました。
夜勤看護師は優しい方で安心。
夜勤2日目の感想としては、
- 流れはなんとなく掴めた
- 利用者さんを覚えられたらなんとかやっていけそう
といった感じです。
初日より体力的にはかなり楽でした。
夜勤専従3日目 ひとり立ちした方が楽かも
夜勤3日目が、先輩スタッフがついてくれる最終日。時間を見ながらすべて一人で業務に入りました。メモを見ながらなんとかやれるというレベルだったので、時間はずっと押し気味。
夜勤専従1ヵ月目 2月に10回はきつい…
ひとり立ちはしたものの、夜勤1ヵ月目は、自分が書いたメモ頼りの日々。
夜勤1ヵ月目のシフトは、夜勤・明け→夜勤・明け→夜勤・明けという連続したシフト。1週間に3回夜勤に入る週もありました。
29日しかない2月に10回夜勤に入る勤務は、正直、体力的にきつかったです。
夜勤専従2か月目 3月10回は余裕!体もだいぶ慣れた
夜勤2か月目になると、仕事も夜勤の生活リズムにも慣れてきました。メモは見なくても動けるようになり、時間にも余裕ができました。
3月も10回夜勤に入りました。3月は31日ある中での10回なので、2月の10回夜勤とはまったく違って体が楽でした。
こう思い、施設に退職したいことを伝えました。
夜勤専従3ヵ月目~現在 夜勤専従って最高
夜勤3ヵ月目になると、明けの日でも、作り置き料理を作ったり、遊びに行ったり、わりと動いていられました。予定がないと寝て過ごしちゃっていた1ヵ月目の夜勤明けとは違って、やりたいことをやって過ごすことができていました。
そして2020年5月、派遣に転職し、夜勤専従の仕事再スタートします。
夜勤専従介護士になって思うこと【ブログ】
もともと夜勤専従で働こうと思ったのは、
資格の勉強をする時間を確保したい 出勤回数をおさえて稼げる仕事はないか?
という理由からです。
3ヵ月夜勤専従で働いてみて思ったことを、ザックリまとめてみました。
- 夜勤専従は辛くはない!(場所による)
- 人間関係が楽
- 人と話す時間が少なくなった…
- 夜型人間は夜勤が合う
- 契約社員って楽
- たまに正社員のようなハードさが恋しくなる
- 年収は下がるけど、しあわせ度が高い
- ワークライフバランスがとれる
- 夜勤が嫌い=夜勤専従がムリ、ではない
わたしがとくに伝えたいことは、年収は下がるけど、しあわせ度が高いということです。
もともとは、サービス残業ばかりの施設で5年も消耗していました。ストレスは発散しつつ耐えるしかないと思っていましたが、ストレスから逃げるのも大事だと思い転職を決意。プライベート重視の働き方を探していて、夜勤専従になりました。
あなたはどんな働き方が理想ですか?
いちばん大切なのは、あなた自身が、しあわせだと思える生活を送ることです。
あなた自身のワークライフバランスがとれる働き方、職場選びはとっても大切。
わたしは転職をして心も生活も安定しました。
都内で夜勤専従で働くなら、最低でも2万5千円以上のところを選んだ方が良いです。わたしは転職のときに、「高い給料よりも、業務が辛くないところ」で探していました。でも、夜勤専従で単価が2万円は相場より安すぎました。資格の有無で変わってきますが、どちらにしても、最低でも2万5千円以上のところを選ぶべきです。
給料は良いに越したことはありません。相場より安すぎる給料のところはやめた方が良いです。
あと、自分で求人を探すより、派遣会社や紹介会社に登録した方が絶対に良いです。派遣会社や紹介会社は、少なくとも、自分で得られる以上の内部情報をもっています。複数登録して比較し、より良い条件で働きましょう。
担当者をしっかり見極めることも大切。タメ口だったり、上から目線の言い方をするような担当者には要注意。
まとめ:夜勤専従介護士になって心も生活も安定した
わたしはフルタイムの正社員から派遣の夜勤専従へと転職をしました。
今は、プライベート時間を確保でき、仕事のストレスはほぼない充実した生活を送ることができています。
ワークライフバランスを重視したい方に、夜勤専従はおすすめ!
この記事が、あなたの無理しない働き方を考えるきっかけになったらうれしいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました♪